教育とジェンダー

ハフポストの記事を見まして少し考えてみたくなりました。


東大の男女比が80%が男性なのにはいろいろな理由があるはずです。

例えば数学の入試問題に空間認識能力が高いほうが有利な問題が出題されることが多いということもあるでしょう(生物的に女性より男性の方が空間認識能力は高いといわれています)

もちろん記事のように「女の子は地元の大学で」という家族の希望も地方では根強いでしょうし、子供の教育にかける費用に男女差があるのも、地方ではありそうにも思います。女性が浪人するということへの風当たりも地方は強いの安全策をとって難関校への受験を避ける傾向もあるでしょう。

「こういうことは良くない」というのは簡単です。ですが大事なことはその現実に対して「良くない」ではなく「どうするか」を考えることです。

そういう意味では東大女性の活動は一つにおいて正しいことだと思います。声を上げてできることをやる。非常に素晴らしい活動と思います。


そもそも教育とジェンダーには切っても切れない関係があります。それは「女の子は数学・物理はできない子が多いからやめた方が良い」問題です。

先にも述べましたが空間認識能力の違いがあるので、全く根拠がないとは言えないところですが、だからと言ってそれで「理系をあきらめなさい」というのは余りにも「プロの言葉」と思えない部分もあります。

そもそも空間認識能力の高い女性もたくさんいますし、工夫次第で克服することはいくらでも可能です。確かに学校の先生は40名近い大人数を相手にしますから、一人一人に工夫を凝らして指導するというのは難しいところだと思います。校務も多く大変忙しい日々を送られているからです。

そこで学習塾・予備校の出番であると自分は考えるのです。以前教えていた栃木女子高の生徒が現在半導体の回路設計をしていると最近聞いて、やはりジェンダーより興味関心の方向が大切だなぁと実感しました。(その生徒は最初物理が全然できませんでしたが、やっていくうちに得意科目になっていました)

やりたいことがあればそこに向けてやるべきことをやる。ただし、最小限の労力で最大限の効果を発揮しなければなりません。受験にはゴールがあるので。そこに対して我々が協力できる部分は多くありますので、まずは悩んでいたら相談してみましょう。

東大の女性も相談環境を整えるところから始めて、それが好評のようですが、北関東にお住いの方なら、是非とも弘道塾をご活用ください。

文系の方でもネックになるのは「数学」と思います。数学の学習法や、例えば東大受験なら東大受験・医学部受験なら医学部受験に向けて勉強の進め方などもきちんとアドバイスいたします。


弘道塾は学力不問です。元々の力ではなく「やりたいこと・行きたい大学」に向けての道のりを相談しましょう。ご相談は以下メールか電話にてご予約ください。

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